実際にプロジェクトを作成して曲のコピーをしてみる企画の第1回として、プロジェクトの作成を行ってみます。
新規プロジェクトからプロジェクトを作成する
Cakewalkを開くとStart Screenが開き、デフォルトでは「最近のファイル」が表示されると思いますが、最初からプロジェクトを作成する場合は「新規プロジェクト」から新たにプロジェクトを作成します。
Start Screenでの「新規プロジェクト」はこのような画面です。
6つのテンプレート的なプロジェクトが用意されていますが、それぞれどのようなプロジェクト化説明します。
・Basic 1つのオーディオトラックと1つのMIDIトラック、計2つのトラック
・4-Track 4つのオーディオトラック
・16-Track 16のオーディオトラック
・Empty Project トラックは作成されない状態で起動
・Guitar Amps アンプシミュレータTH3がロードされている状態の6つのオーディオトラックが起動
・Vocal いくつかのプラグインが読み込まれた10のオーディオトラックが起動
どれを選んだらいいか困るかもしれませんが、正直言ってしまえばEmpty Project以外あまり必要ありません。
Guitar AmpsやVocalといった、目的が決まっているならこれを選んだほうがいいのかなと思うかもしれませんが、じぶんでプラグインを選んでトラックを作成すればいいだけなので、ほとんど意味はありません。Empty Projectだけで十分です。
Empty Projectを作成する
Empty Projectを選択すると全く何もない状態の下のような画面が開くはずです。
もしかしたら画面上部のモジュールが並んでいる部分に、モジュールがもっと少ない状態かもしれませんが、これらのモジュールは初めからすべて表示しておいて損はないでしょう。
すべて表示するためには右上のドロップダウンメニューから「Advanced」を選択すると上のスクショと同じようにすべてのモジュールが表示されます。
プロジェクトに名称をつける
からのプロジェクトを開いただけで、まだ何もしていませんが、一旦名前をつけて保存してしまいましょう。
そうすることでこれ以降の作業はCtrl+Sだけですぐに上書き保存ができます。
「ファイル」から「名前をつけて保存」を選択しましょう。ここでは「フレンズ」という名前で保存します。
すると、次のような画面が表示されると思います。
これは何を表しているかというと、CWPファイルは(打ち込みではなく)録音したデータはあくまでも参照するだけの情報しか保持しておらず、CWPファイルの中には録音データは含まれないということです。
もう一方のCWBファイルは録音したデータも含めたプロジェクトファイルとして保存するので、別のPCで編集作業を行いたいという場合は、この形式で保存しないと録音データは別のPCには移行されないので、編集作業ができないということになります。
つまり、そのPCでしか編集作業を行わない→CWP
ファイルをコピーして別のPCで編集作業を行う可能性がある→CWB
という考え方でいいと思います。
なお、デフォルトではCWP形式ですが、CWB形式で保存したい場合は下のスクショのとおり、ファイルの種類で「Cakewalkバンドルファイル」を選択すればCWB形式で保存することができます。
まとめ
プロジェクトの作成というタイトルでページを作成しましたが、特に難しいところはないかと思います。戸惑うところはプロジェクトの保存形式をCWPにするかCWBにするかということくらいでしょう。
とは言え、途中から別形式で保存することも可能ですので、必要に応じて変更しても良いでしょう。
次回以降は実際に打ち込みを行っていくわけですが、ぜひ参考にしていただき、Cakewalkを使いこなしてほしいと思います。
ではでは
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