Cakewalkで作業をしながら、YouTube調べ物をしようと思い、再生を開始するといつまで経っても再生がスタートしません。
仕方なくCakewalkのプロジェクトを保存して閉じたり、ブラウザを閉じたりしましたが、再度ブラウザを立ち上げても直りません。
PCを再起動すれば直りますが、これはあまりに効率が悪すぎる。どうにかならないものか。
この問題は僕の環境だけかもしれないですが、もし同じ状況で困っている人がいて、同じ方法で解決できれば幸いかと。
YouTubeの再生ができない状況
ブラウザを立ち上げてYouTubeの動画を再生している最中にCakewalkを立ち上げると、その時点でYouTube音声が聞こえなくなり、映像だけ再生されるものの、そのうち映像も止まってしまい、最終的にぐるぐるが回った状態で固まる。という状態になります。
この状態で仕方なくCakewalkを閉じると再生が再開する場合もあれば、再開することなく、結局再起動するしかない場合もあり、再現性がありません。
先にCakewalkが立ち上がった状態で、あとからブラウザを立ち上げてもYouTubeは再生されないことが多いです。
ちなみにですが、僕の環境はオーディオインターフェースにUR22Cを使っていて、そこからパワードスピーカーに接続しています。
考えられる原因
今まで何度かCakewalkやBias FX 2で音が出なくなることがあったので、なんとなく察しはついていて、まぁASIOでしょうね。
僕はMacを使ったことはありませんが、Mac OSはかなり前からCore Audioというドライバを実装していてオーディオインターフェースまわりが安定しているそうです。Mac羨ましい。
対策
試行錯誤をしてYouTubeとCakewalkから同時に音を出す事ができる方法が「一応」2つ見つかりました。
対策1:オーディオインターフェースを無効→有効にする
ブラウザもCakewalkも両方立ち上がった状態で、以下のようにやってみました。
まずはタスクバーのスピーカーのアイコンを右クリック

ポップアップメニューが表示されるので「サウンド」をクリック

するとサウンドのウィンドウが立ち上がるので、再生タブを選択。
普段使用しているオーディオデバイスを選択し、右クリックをすると、メニューが現れるので「無効化」を選択。

その後、再度同様にオーディオデバイスを右クリックすると「有効」がクリックできる状態になっているので、「有効」をクリック。
これでCakewalkもYouTubeも音声が再生されるようになりました。
対策2:Cakewalkのドライバモードを変更する
ASIOが影響しているのであれば、ASIOを使わないようにしてみます。
Cakewalkのメニューバーから、「編集」→「環境設定」を開きます。
左の項目の、「オーディオ」から「オプション」を選択すると、一番上にドライバモードという項目が現れます。
ここでドライバモードを「WASAPI 共有」に変更して設定を閉じます。

この後ブラウザで再読み込みをするとYouTubeで音声が再生され、Cakewalkでも音が出ます。
まとめ
当初の目的である、CakewalkでもYouTubeでも音声を再生するという目的は達成できましたが、2つの方法とも問題点があるため、「一応解決」としています。
最初のオーディオデバイスの無効化→有効化ですが、毎回同じことをやる必要があり面倒です。
もう一つの、ASIOを使わずにWASAPIを使う方法は、一度設定してしまえばそのままでOKですが、ASIOを使わないことで以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
・遅延の発生
・音質の低下
・マルチチャンネル使用不可
どちらの方法も一長一短なのでこのあたりは自己責任で判断していただきたいです。
ではでは
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