Bias FX 2 Mobileは初心者におすすめマルチエフェクター

Bias FX 2

ギター初心者でかなり困るポイントがエフェクター選びでしょう。

初心者の方にエフェクターとはなんぞや?といったことを説明するのは他のページにおまかせするとして(いずれ記事を作るかもしれませんが)、初心者の方がギターを始めて悩むことが多いポイントとして、

  • エフェクターで音が色々変えられるらしいけど、どんだけ揃えればいいの?
  • で、それっていくら位お金がかかるの?
  • 最初に何を買えばいいの?
  • そもそも途中で挫折したらもったいないからなるべく安く済ませたいんだけど・・・

といったところではないでしょうか。

エフェクターについてギター初心者向けのYouTubeなどを見ているとたいていこんな感じだと思います。

  • 3~4つくらいのコンパクトエフェクターを厳選して紹介
  • 数万円程度のマルチエフェクターを紹介

の、どちらかがほとんどでした。

ただ僕はもう一つの選択肢を紹介したいと思います。それがiPhoneやiPadのアプリを使った方法です。その中でもBias FX 2 Mobileをおすすめします。

この記事はモバイルデバイスをiOS機器に限定しています。Bias FX 2 MobileにAndroid版はないそうです。ご了承ください。
BIAS FX 2 Mobile - No.1ギタートーンア

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Bias FX 2 Mobileとは

初心者の方のために、本当にざっくりとBias FX 2 Mobileが何なのかということを説明すると、iPhoneやiPadをマルチエフェクターにすることができるアプリと考えてください。

僕のブログでもデスクトップ版を何度か紹介していますが、もともとモバイル版のBias FXを10年以上前から使っていました。当時はiPod Touchにインストールしていました。

その頃すでにAmplitubeのモバイル版も存在していましたが、両方を試してみた結果、いい音が簡単に出せたのがBias FXだったので使っていました。

その後Bias FX 2が出たときもすぐにフル課金(Elite版)をして使い続けています。

でも、「Bias FX 2 Mobileは所詮、初心者が自宅でちょっと練習するくらいしか使えないんでしょ?」と思っている人もいるかも知れません。

そんな事はありません。

僕は実際にiPadにBias FX 2 Mobileという組み合わせでライブをしたことがあります

相方のギタリストも「これ十分実戦で使えるね!」と驚いていました。

詳しくは別のページで書こうと思いますが、ライブをこなすことができるポテンシャルは十分にあります!

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ハードウェアマルチエフェクターとの比較

現在小型のマルチエフェクターと言うと、MOOERやZOOMあたりが定番だと思いますが、これら(あえてハードウェアマルチエフェクターと呼びます)とBias FX 2 Mobileを比較したときのBias FX 2 Mobileのメリット、デメリットを並べてみました。

・(iOSデバイス専用オーディオインターフェースなら)持ち運びに便利
・レベルに合わせて課金することで使えるアイテムが増やせる
・Maxに課金しても\6,400 (2023年1月現在)
・YouTubeやスマホの音楽を再生しながらの練習もスマホだけで完結する
・アンプやエフェクターの見た目がかっこよくて気分が上がる!
・オーディオインターフェースを別に用意する必要がある
・本格的にライブで使うならペダルも用意する必要がある
・知名度が低く、周りで使っている人が少ない

もしかしたら、「ソフト的に音を作っているなんて、いい音ではないのでは」と思う人もいるかも知れません。しかしそれは誤解で、実用上全く問題ありません。

こちらの方はiPadでBias FX 2 Mobileを使っていますが、こんな感じで十分使える音が出ます。

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用意するもの

Bias FX 2 Mobileを使ってみるにあたって必要になるものを挙げていきます。

まず、ギターやシールド類、ヘッドホンといった一般的なものは除くと、以下の2つが必要になります。

  1. iPhoneまたはiPad, iPod Touch
  2. オーディオインターフェース

iOSデバイス

まず、最初のiPhone, iPad, iPod Touchは当然ハードウェアとして必要です。

公式ではiOS13以降と記載がありますが、我が家ではiOS13に対応していない、iPad mini 2でもBias FX 2 Mobileが動作しています。ただし、iPad mini 2ではテープエコーのような重いエフェクトを掛けるとノイズが乗って通常使用には厳しいです。

また、iPhoneではiPhone 7で動作しています。

こんな感じで結構古いデバイスでも動作可能です。
もちろん普段使いしているiPhoneやiPadでもOKですし、家に一台くらいはおおよそ2016年以降のiOSデバイスは転がっていたりすれば、それをエフェクター代わりにするのもありだと思います。

WiFiにさえつながれば多少古めのiOSデバイスでもOKなのはありがたいですね。

オーディオインターフェース

どちらかというとこちらのほうが入手のハードルが高いですね。

まず、オーディオインターフェースとは、ということですが、ギターの音はシールドケーブルを通して出力されますが、iPhoneやiPadは当然シールドをさせるジャックはありません。両者をつなぐための変換するものが必要になります。
やや乱暴な言い方をすればシールドからの信号をLightningの端子に変換するものだと考えてください。

以前はiOSデバイスに接続できるオーディオインターフェースがいくつかありましたが、現状すでに販売終了になっている製品が多く選択肢はそれほど多くありません。

僕が所有していて、きちんと動作しているものを紹介します。

IK Multimedia:iRig HD 2

IK Multimedia - iRig HD 2
iRig HD 2 is a high-quality digital guitar input for iPad, iPhone, iPod touch and Mac/PC.

一つめはIK MultimediaのiRig HD 2です。

僕はiRigシリーズを、初代iRig、iRig HD、iRig HD 2と3代使い続けていて、信頼の置けるメーカーだと思います。

知っている人は知っているかもしれませんが、IK MultimediaはBias FX 2開発元のPositive Gridよりも以前からAmplitubeシリーズというソフトウェアアンプシミュレーターを開発しているメーカーで、Amplitube Mobileを使うためのオーディオインターフェースですが、Bias FX 2 Mobileでも全く問題なく使用することができます。

iRig HD 2さえあれば、iOSデバイスと接続してエフェクター代わりとして十分練習にすることができます。接続方法はΦ3.5のステレオミニジャックにイヤホンを接続できますし、Φ6.3のジャックもあるので、そのままシールドでギターアンプにも接続できるため、練習はイヤホン派、アンプ派どちらにも対応可能です。

もちろんLighningに接続できるケーブルも付属しています。

Positive Grid RIFF

RIFF | Guitar Interface & App
Guitar Interface & App

こちらはBias FX 2 Mobileを使うにあたって安心できるデバイスではないでしょうか。
Bias FX 2 Mobileの開発元と同じPositive Grid社が販売しているオーディオインターフェースですから、問題が発生することはまずないでしょう。

スペック的にもiRig HD 2と同等ですので、音質的に問題になることもないと思います(24bit/96kHz)。

RIFFのほうが見た目的にもかっこいいですね。

ディスプレイも内蔵されていて、いろいろな機能を割り当てられるノブもついているので使い勝手はかなり良さそうです。

2022年のはじめに発売されたようですがちょっと遅かったですね。Bias FX Mobile自体はずいぶん前からあったのにその当時はPositive Grid純正のオーディオインターフェースはありませんでした。

あれば絶対こっちを買っていましたね。。。
しかもiRig HD 2は€119.99に対してRIFFは$89でRIFFのほうが安いです。
為替次第ではありますが。。。

注)RIFFは本来$179ですが、しょっちゅう半額セールをしているので、$179で購入する機会の方が少ないのではないかと思います。

iRig HD 2と比較して残念なところは、しっかりとした見た目の分、サイズが大きく、重いということくらいですかね。
iRig HD 2 : 51g
RIFF : 156g
RIFFも重いとはいえ、スマホくらいですけどね。
あともう一点、気になるところというと、僕の調べた限りではRIFFはPositive Gridの公式サイトからしか購入できないようだということです。

なお、RIFFもLightningに接続できるケーブルは付属しています。

M-Audio : M-Track Solo

製品情報:M-Track Solo:M-AUDIO

こちらは低価格で初心者の味方のM-Audioのオーディオインターフェースです。

iRig HD 2やRIFFと違い、据え置き型ですね。

XLR端子があるので、ダイナミックマイクが接続できますし、ファンタム電源もあるので、コンデンサマイクを使ったレコーディングも可能ですので、iRigやRIFFのようなギター専用ではありません。

特徴はなんといっても、その価格で、2023年1月現在なんと税込み\6,000という安さ

そのため、安かろう悪かろうなのかというとそうでもなく、好意的なレビューが多いです。
とにかく安いオーディオインターフェースが欲しい人にはピッタリです。

ただし、iOSデバイスで使用する場合にはUSBからLightningに変換するデバイス(Apple Lightning – USB3カメラアダプタなど)が必要になります。

Steinberg:UR22C

これはプロを目指す人から初心者まで安心して勧められる優等生的なオーディオインターフェースですが、やはり値段はそれなりで、2023年1月時点で2万円弱といったところです。

さすがにこれからずっとギターを続けていくかわからない初心者にはかなりハードルは高いと思いますが、いずれはDTMにもチャレンジしてボーカルの録音をしてみたいとか、配信をやってみたいとかそんな事を考えている人にはむしろ安い部類に入るオーディオインターフェースです。

上記のようにギタリスト向け専用ではないため汎用性が高く、人気がある製品ですので、万が一飽きてしまったという場合でも状態さえ良ければいい値段で売れるのではないでしょうか。

ただ、よいオーディオインターフェースではありますが、iPhoneやiPadよりもかさばってしまうため、ギグバッグに入れて持ち歩くという用途には厳しいかもしれません。

また、iOSデバイスに接続するとなると、USBからLightningに変換するデバイス(Apple Lightning – USB3カメラアダプタなど)が必要になります。

その他

できればiRig HD 2のような簡単に持ち運べる製品で他に選択肢があればいいのですが、2023年1月現在ギターに特化したLightningで接続可能なオーディオインターフェースが軒並み販売終了になっているので、もし近所のハードオフやメルカリなどで安く売っているのを見つけたら買ってみてもいいかもしれませんが、僕自身使ったことがあるわけではないのでそのあたりはご了承ください。

  • Line 6:Sonic Port、Sonic Port VX
  • APOGEE:Jam+
Sonic Port
Line 6 Sonic Port

中古のオーディオインターフェースを購入する際に注意してほしいのが、オーディオインターフェース自体にアンプやヘッドホン端子があるものを選んでください
例えばiRig HD (HD 2ではなく無印HD) はLightningでiOSデバイスにはつなぐことはできますが出力端子はないため、アンプやヘッドホンに繋ぐことができません。
これはiPhone5からiPhone6sまでのように、Lightning端子とヘッドホン端子両方を備えたデバイスに作られたためで、Lightningからギターの音声を入力してiPhoneのヘッドホン端子で音を出力するという仕様になっているためです。
iPhone7以降はヘッドホン端子がありませんので、iRig HD 2のように出力端子があるオーディオインターフェースでないと音を出力する手段がないので、中古のオーディオインターフェースを購入する際は十分注意をしてください。

アプリのインストール方法

アプリのインストールは下のリンクからどうぞ。

BIAS FX 2 Mobile - No.1ギタートーンア

BIAS FX 2 Mobile – No.1ギタートーンア

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Bias FX 2 Mobileには無料版がありますので、まずはそれをインストールしてみましょう。

Install 1

しばし待ちます。

Install 2

最初の質問の画面で、すでにBias FX 2を持っているか聞かれます。始めてのインストールですので、1番右の「I’M A NEW USER」を選択します。

Install Question

すると、Positive Gridにアカウントを作る画面になりますので、適当なユーザー名とメールアドレス、ログインパスワードを決めてアカウントを作ります。
アカウントを作成せずに進めることはできませんのでアカウントを作りましょう。

Create Account

これでインストールは完了です。

チュートリアル

初回だけ、画面上にチュートリアルが表示されます。

Tutorial

画面左上から簡単に説明します。

  • Tone Cloud:クラウドから世界中の人が作ったパッチをダウンロードすることができます
  • Action Menu:自分で作ったパッチをどのように保存するかを選びます。
    • Overwrite 上書き保存
    • Save as new 新しいパッチとして保存
    • Share to Tone Cloud Tone Cloudへアップロードし、世界中にシェアする
  • Metronome:メトロノームですね。連続タップでテンポを決めることもできます

左下の表示は、まだオーディオインターフェースが接続されていないので、接続するように促されています。

右下には、

  • 「ダブルタップでコントロールパネルが開きます」ということで、エフェクターやアンプのノブを動かすことができるようになります。
  • 「ドラッグ&ドロップでエフェクターやアンプの並べ替えができます」という感じのことが書かれています。
  • 「長押しでMIDIの割り当てができます」

とのことです。

他に隠れている重要な機能として、右上に赤い小さな丸がついているところがありますが、ここをタップするとチューナーを起動することができます。

接続方法

インストールが完了したので、次はオーディオインターフェースを繋いでみましょう。

ここではiRig HD 2を使った場合の接続方法となります。

Connection

まず、左下はギターとiRigを通常のシールドケーブルでつなぎます。

左上はiRigからiOSデバイスに接続します。iRig側はmicro-B USB端子ですので、付属しているケーブルで長さが足りなければ汎用のmicro-B USBとLightningのケーブルが使用できます。

出力は2系統あり、右上はヘッドホンを接続する際に使うΦ3.5のステレオ端子です。

右下はシールドケーブルを使ってギターアンプにつなぐ際にこちらにつなぎますがこの出力はモノラルですので気をつけてください。

スタジオなどで、ギターアンプを使わずにミキサーにつなぎたい場合は左上のΦ3.5の端子から、2本のシールドケーブルに分配してステレオとしてミキサーに繋ぐと良いでしょう。

ちなみにAPOGEEのJam+はiRig HD 2と比較して右下のアンプ用の出力を省いた1系統出力のようです。
Line 6のSonic Port VXはiRig HD 2と比較して右下のアンプ出力がLとRのステレオ出力となっており、入力も2系統(Φ3.5のAux端子)があるので、別の音楽プレイヤーを接続できそうです。

初期設定

初期設定しないと正常に動作しないというものではありませんが、最初に設定しておいたほうがいいよい箇所を設定していきます。

設定は右上の歯車の矢印から入ります。

Setiing

ここで設定してほしい点は、

Audio SettingsのBackground Audio ModeをONに変更
これはBias FX 2 Mobileを使用中に別のアプリに切り替えてもBias FX 2 Mobileを終了させないというもの。例えばYouTubeの動画に合わせて練習したいときや、自分のiPhoneに入っている音楽を再生しながら練習したいとき、Bias FX 2 Mobileが終了してしまうと練習にならないので、バックグラウンドでもBias FX 2 Mobileを起動したままにするという設定です。
これをONにしたときの注意点としては、ホームボタンを押してもBias FX 2 Mobileは終了しないので、実際に終了させたいときは画面を下からスワイプしてBias FX 2 Mobileを終了する、ホームボタンがある機種ではホームボタンをダブルタップしてBias FX 2 Mobileを終了するという操作が必要となり、それをやらないとBias FX 2 Mobileが起動したままになりバッテリーを消費し続けるので注意しましょう。

PreferencesのShow Events on LaunchをOFFに変更
これはアプリ起動時にPositive Gridからのセール情報などが毎回ポップアップで表示されるものなので、セール情報が毎回欲しい人は別として不要であればOFFにして、すぐに使用可能な画面が立ち上がるようにしておきましょう。

使い方

では簡単に音を出してみましょう。

初心者にとってはじめのうち音作りはかなり難しいと思いますので、もとから用意されているプリセットをつかってみるのがいいでしょう。

画面左上のパッチ名称らしきところをタップするとプリセット選択画面になります。

Select Preset

無料版ははっきり言って、実際に音が出せるプリセットは少ないです。

音は出ましたか?
もし音が出なかったら、確認すべきところを別ページで解説します(現在工事中)

とにかくいろんなプリセットで遊んでみましょう。無料版で試すことができるパッチは基本的にクセがほとんどないものばかりですので、使いやすいと思います。

パラメータの変更方法

説明するまでもありませんが、アンプやエフェクターのボリュームや音色、効果の強弱はノブを回すことで変更しますが、それをアプリ上で行ってみます。

まず、変更したい機器をダブルタップします。ここではアンプをダブルタップしてみます。
するとアンプだけクローズアップされた画面に切り替わります。

この画面になると、上のプルダウンからアンプを選択することでアンプの変更ができ、ノブの上に指を置き、上下にスライドさせることでノブを回す動作が可能です。

Amp Select

決定したら右上の✕で閉じれば元の画面に戻ります。

ちなみにアンプの選択画面はこのようになっています。
はじめに左にアンプのジャンルを選択し、右に表示されたアンプを選択できますが、フリー版はほとんどに鍵マークがついていて使えるアンプが少ないと思います。

Select Amp 2
  • ギターアンプのジャンルはフリー版では大きく分けて3つあります。知っている人が多いと思いますが、念のためおさらいしておきましょう。
    ・LOW GAIN:歪みにくい、クリーンな音用のアンプ
    ・CRUNCH:軽く歪んだジャキッとした音のアンプ
    ・HI GAIN:強く歪みやすい音のアンプ
    もちろんHI GAINのアンプで歪ませない音も作れますので、あくまでも目安です。
 

エフェクターの追加・入れ替え・削除

エフェクターの追加・入れ替え・削除はAdd(追加)、Replace(入れ替え)、Delete(削除)でできます。

Add Replace Delete

それぞれのエフェクターやアンプは、ドラッグすることで並び順を自由に変更することができます。

現実世界ではありえない、スピーカーのあとにエフェクターを入れるなんてことも自由にできます。

初心者にとってエフェクターの種類もわからなければ、並び順もわからないというのが普通だと思います。
種類についてはひたすら覚えていくしかありません。丁寧に教えてくれる動画がたくさんありますので覚えていってください。
並び順についても、ある程度「定石」とされる並び順がありますが、これはプリセットを見て学んでもいいですし、これも動画がたくさん上がっていると思います。
ただ、「定石」にとらわれる必要は全くありません。ソフトウェアですから、どんな接続方法でも壊れることはありません。納得できる音が出れば何でもOKです!

エフェクトのオン・オフ

エフェクターは配置されていればONになっているとは限りません。下のスクショを見てください。

MODと表示されている黄色のエフェクターが半透明になっているのが分かると思います。
この状態は配置だけされているが、OFFになっている状態で、このエフェクターは有効になっていません。

Effect Off

この黄色のエフェクターを有効にしたい、すなわちONにしたい場合はこのエフェクターを軽く下にドラッグします。すると、半透明ではなくなります。これがONの状態です。

Effect On

ルーティング

これは上級者向けになってしまいますが、こんな機能もあるんだ~程度に覚えておいてください。

現代では一つのアンプを使って音作りをするだけでなく、複数のアンプを使って音作りをしてそれをミックスして使うということが割と頻繁に行われます。Bias FX 2 Mobileではそれも簡単に再現できてしまいます。

画面左上の方に「Routing」その横にDual, Singleと選択できると思います。
ここでDualを選択するともう一本チェインができて、アンプやエフェクターが追加できるようになります。

Routing Dual

音作りにある程度慣れて、もっと突き詰めてみたいときにチャレンジしてみてください。

Tips

いろいろパッチを切り替えていると下のようなALERTというポップアップが出てくることがあります。

ALERT

これは、呼び出したパッチにいろいろ変更を加えたあと、別のパッチを呼び出そうとしたときに、
「変更が失われます。このプリセットをセーブしますか?」という警告です。
IGNOREが無視、SAVEは読んだ通りセーブです。

まとめ

スマホがマルチエフェクターになるなんてすごいですよね。

スマホと手のひらサイズのオーディオインターフェースだけで十分楽しめます。

惜しむべきはオーディオインターフェースが新品だとどうしても1万円以上かかってしまうことです。
この1万数千円が初心者にとって結構勇気の必要な投資になるのではないでしょうか。

どこかのメーカーから1万円以下のオーディオインターフェースが発売されることを願います。

1万数千円というと、小さなマルチエフェクターもいくつか候補に入ってくるのかもしれませんが、スマホでYouTubeを再生しながらギターの練習ができたり、本物そっくりのアンプやエフェクターで気分が上がったり、Tone Cloudから他の人が作ったパッチを落としてきたりできることを考えると、やすいマルチよりはBias FX 2 Mobileのほうがいいのではと思います。

無料版で物足りなくなったら、課金して使えるエフェクターやアンプを増やしていくことができるので、ぜひ楽しんで練習して見てほしいです。

アクセスが多かったら、もう少し掘り下げた使い方や音作りのコツ、便利な機能などを紹介したいと思います。

ではでは

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