スコア編集ソフト”Muse Score”のインストール

DTM/DAW
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スコアやTAB譜ってどうやって作ればいいの?

普段スコアを作るという作業はなかなかないと思うけど、まったくないわけでもない。
スコアはどう考えても専用ソフトを使うしかないような代物だけに、まずはそのソフトを探すところから。

ギタリストだったらTAB譜に特化したTuxGuitarあたりが王道のようですが、今回はとある事情から普通にオーケストラの五線譜が描けるMuse Scoreというスコア編集ソフトをインストールしてみたので、その手順をば。。。

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スコア編集ソフトMuse Scoreとは

スコア編集ソフトにも数多くあり、基本的に無料でなんとかしようとする僕はフリーソフトで探してみたところ、ほとんどのサイトでトップに紹介されているのがこのMuse Scoreというフリーソフトでした。ちょこっと調べてみたところ、Muse Scoreの特徴的な点はこんな感じ。

  • 無料
  • オープンソース
  • マルチプラットフォーム

無料であることは読んでそのままで、インストールしたあとに高度な機能を使おうとすると課金が必要とかそんな感じではない様子。ただし、これもフリーソフトとしては珍しいことですが、機能追加のためのプラグインが導入できることになっているが、プラグインまで含めて全て無料かどうかは調べきれていません。

オープンソースとはプログラムを作成する際の大元になるソースコードが開示されているという他のフリーソフトと比べても珍しいもの。もしプログラミングの腕に自身があるならソースコードを解析して自分流にプログラムを書き換えることもできるし、そもそものソフトの開発に携わることも不可能ではないということ。

マルチプラットフォームって何なの?ということで、Muse Scoreの紹介でこんなことに言及する人はいないと思うけど、簡単に言うといろいろなOSに対応しています。
ダウンロードページを覗くとわかると思いますが以下のようなOSに対応しているようです。

  • Windows
    • 64bit版
    • 32bit版
    • ポータブル版
  • MacOS版
  • Linux版
  • BSD版

この手のソフトはWindowsのみとかMacのみ、良くて両対応ということがほとんどだけど、珍しいことにLinux版、更には誰が使うのだろうかBSD版まであった。
調べてみてわかったのだが、C++とQtを使って開発しているようなので、このように幅広いプラットフォームに対応しているようです。
で、注目すべきはWindowsのポータブル版の存在。
ポータブル版について少々語らせてもらうと、通常Windowsでソフトをインストールしようとすると、
setup.exeとか、install.exeという実行ファイルを実行することでソフトに必要なファイルを適切なフォルダに配置したり、レジストリを書き換えたり、スタートメニューにソフトを登録したりということを自動的に行なってくれるが、このような作業が管理者権限が必要になる事が多い。
学生さんが親のPCにアカウントを作ってもらい、標準ユーザーという権限しか持っていない場合はインストールに親の許可が必要になる。また、共有PCでも同様にソフトのインストール自体が禁止されていることがある。

その場合に便利なのがポータブル版で、これをダウンロードして実行するときに管理者権限が必要ない(はず。後ほど確認します)。
インストール先に例えばUSBメモリなどを指定するとUSBメモリ内にインストールされ、持ち運ぶことができるようになり、共有PCや親のPCにインストールすることなくこのソフトを実行することができる。すごいね。

もし興味があれば、このようなポータブル版のアプリを集めたPortableAppsというサイトをチェックしてみてください。いろんなジャンルのソフトが揃っていて、それこそUSBメモリ一つでほどんどの作業ができるような環境が整います。
2022年現在450以上のアプリが登録されているようです。
今となってはWebブラウザさえあれば大抵のことができてしまうので、以前ほどPortableAppsの有効性はなくなりつつあるけど、いろいろなPCを使うことがあり、なおかつそれらのPCのストレージが厳しくいちいちインストールしてられないという場合は有効かも。

PortableAppsのリンクはこちら

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Muse Scoreのインストール方法

ここではWindows版のインストール方法を解説します。
Muse Scoreのダウンロード元サイトに行きます。

Muse Scoreダウンロードサイト

ダンロードが完了したらインストーラを起動します。

Musescore License Agreement

License Agreementをきちんと読みます。僕は上から下まで一字一句もれなく全て読みました。10秒程かかりました。読んだら
“I accept the terms in the License Agreement”にチェックを入れて「Next」をクリックします。

すると以下のような画面が表示されます。

インストールスタート画面

通常インストールされるフォルダを変更する必要はないと思いますので、「Next」をクリックします。

インストール途中画面1

“Install”をクリックします。

インストール途中画面2

しばらく静観・・・

インストール途中画面3

インストール完了!
ですがここからも色々設定があります。

品質改善プログラム

これは表示されているとおり、開発者たちにMuse Scoreがどのように使われているか、バグったときにどのような状態でバグったのかなどのデータを送信してもよいかという選択です。
このソフト自体オープンソースで作られているため、どのようなデータをどのタイミングでどこに送っているのかはガチのプログラマーであれば確認することができるため、おかしなことはしていないと信じますが、それでも何かデータを送るのはけしからんと思う人は「送信しない」をクリックします。
ただし、これほど高機能なソフトを無償で提供してくれていることに多少なりとも感謝をしつつ貢献したいと思うのであれば「はい、匿名のリポートを送信します」をクリックしましょう。

スタートアップウィザード1

「次へ」をクリックしましょう

スタートアップウィザード2

ここはデフォルトでWindowsで使用されている言語が表示されているはずなのでそのまま「次へ」をクリックします。

スタートアップウィザード3

キーボードレイアウトはJISでいいはずですが、仮に「俺はUS配列のキーボードを使っているぜ。ドヤ」という人は下の方にUS配列キーボードがあるのでそれを選択しましょう。

スタートアップウィザード4

ツアーとは簡単な使い方ガイドです。まぁ見ておいて損はないと思いますので「はい」でいいでしょう。

スタートアップウィザード5

お疲れさまです。「完了」をクリックするとMuse Scoreが起動します。
いつも思うのですが、ここで「戻る」や「キャンセル」を押す人っているんでしょうか?

このソフトですが、かなり多機能で正直言って音楽を専門に学んできた人でないとわからない記号やらなんやらがいっぱいあり僕のような一ギタリストには機能の説明は2%くらいしかできません。

とりあえず30分ほど遊んでみてTAB譜を作ってみました。
なんの曲か当ててみてね。

入力後

ではでは~

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