Cakewalk By Bandlabのインストール方法②

Cakewalk By Bandlab

前回はインストール前の環境確認だけで1ページが終了してしまったので、今回は実際のダウンロードからインストールまでを説明していきたいと思います。

PCに詳しい人には冗長な内容だったかも・・

インストール前の注意点として、オーディオインターフェースを持っていない人は関係ありませんが、すでに持っている人はオーディオインターフェースの接続やドライバのインストールは待っていてください。理由は後ほど書きます。

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ソフトのダウンロード

早速ですが、BandlabのCakewalkダウンロードページに行ってインストールファイルをダウンロードします。

Cakewalkのダウンロードページ

Cakewalkダウンロードスタート画面

ダウンロードをクリックするとダウンロードページに飛びます。

Cakewalkダウンロード画面
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インストール実行

オレンジのCakewalk Installerをクリックすると、ダウンロードが開始され、左下にダウンロードしたファイルが表示されます(ブラウザがChromeの場合)。
ダウンロードが完了したらCakewalkSetup.exeをクリックしましょう。
するとインストーラが起動しインストールが始まります。

インストール画面1

日本語で良ければそのままOKをクリックします。

インストール画面2
次へをクリック
インストール画面3

追加のインストーラーという画面になりますが、こちらは基本的にデフォルトのままでOKだと思いますが、一番下の”Offline Help and Documentation”だけデフォルトではチェックが外れています。
ヘルプをインストールするかというですが、CakewalkのヘルプはネットにつながっていればWeb上のヘルプをブラウザで表示しますが、ネットにつながっていない状態でもヘルプが見られたほうがいいという人だけこちらにチェックを入れて「次へ」を押しましょう。

インストール画面4
インストールをクリックします。
インストール画面5
インストーラのダウンロードが始まります
インストール画面6

使用許諾契約書を下までスクロールし、読んだ上で同意する場合は「同意する」を選択して「次へ」をクリックしましょう。

インストール画面7

ここは「標準」を選択し次へをクリックしましょう。

インストール画面8

VSTプラグインのフォルダも通常は変更する必要はありませんが、Cドライブに空き容量が少なく(※前回の記事参照)なるべくCドライブの容量を消費したくない場合は別のドライブを指定しても良いと思います。
ただし変更する場合は後で行方不明にならないようにどのように変更したかはきちんと覚えておいてください。
良ければ「次へ」をクリック。

インストール画面9

「インストール」をクリック

インストール画面10
しばし待ちます
インストール画面11

Cakewalk自体のインストールは完了ですが、「完了」をクリックするとその他のプラグインのインストールや設定をします。

オーディオデバイスの確認

いきなりこのような画面が表示されて文字が流れていき、ちょっと驚くかもしれませんが、方っておいて大丈夫です。これはCakewalkがPCの音声デバイスでどのモードを使用可能かをチェックしている状態のようです。

初回起動画面

ようやくCakewalk本体の画面を拝むことができました!おめでとうございます。

中央にウィンドウがあり、「次へ」とありますが、一旦これは無視して下の手順に進みます。

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プラグインのインストール

ここから追加のプラグインのインストールですが、特に難しいことはなく、ひたすら指示に従っていけば完了します。

上のスクショで右側にたくさん青い短冊のようなものが並んでいますが、これはCakewalkを起動した際にメッセージがある場合に表示されるものです。それぞれの短冊の右下の「すぐにダウンロードする」をポチポチしていきましょう。

いくつかプラグインのインストールが勝手に行われますが、一つだけ違ったインストール画面が出ます。それは「Melodyne」(メロダイン)というプラグインです。
メロダインはボーカルのピッチやタイミングなどを補正するソフトで、ボーカルのピッチ補正ソフトでは最も有名なものの一つだそうです。ただし本来は有料のソフトでインストールされるのは30日間の期間限定の試用版です。
30日間とはCakewalkを使用し始めてから30日間ではなく、Melodyneを初めて試用してから30日間です。ですのでインストールだけは済ませておいて問題ないです。
ボーカルのピッチ補正に挑戦してみたいと思ったときに初めて使ってみるのがいいでしょう。

Melodyneのインストールスタート画面
Melodyne License Agreement

はい、いつもの使用許諾契約書です。一字一句もれなく読んで下さい。僕は今回5秒で読み終わりました。
読み終わって納得したら I accept the terms of the license agreementを選択し、「Next」をクリック

Melodyneインストール画面
Installをクリック

環境設定

これで一通りの追加コンテンツのインストールも完了しましたが、まだ使える状態ではありません。簡単な環境設定があります。

先程放置していたこちらから始めます。

環境設定1
「次へ」をクリック
環境設定2

ここで”出力デバイス”に普段使っているオーディオデバイスが選択されているか確認してください。
稀にディスプレイが選択されている場合がありますので、その場合はディスプレイのスピーカーから音が出てしまいます。ディスプレイから音が出ればいいですが、ディスプレイの方でボリュームがゼロになっていれば「Cakewalkから音が出ない」となり、慌てることになります。

また、すでにオーディオインターフェースを持っている人は接続やドライバのインストールをせずにインストールをして欲しいと最初に書きましたが、ドライバのインストールが完了しているとここの出力デバイスにオーディオインターフェースが選択される可能性が高いです。

その場合、サウンドがオーディオインターフェースから正常に出力されれば問題ありませんが、もし音が出なかった場合、Cakewalkの設定が悪いのか、オーディオインターフェースの設定が悪いのか、ケーブルが悪いのかなど、問題の切り分けが面倒になるからです。

まずはできるだけシンプルな構成が正常にサウンドが再生されるかを確認してから、オーディオインターフェースでも再生できるように設定していきます。

環境設定3

ここはCakewalkの画面の一番上のメニューというかアイコンの配列をどのようにするかです。
AdvanceやArranger、Make Beats、Mix、Record、Tempoなどがありますが、一旦はBasicでOKです。これはあとからワンクリックで変更可能なので、気にせず次へでOKです。

品質改善プログラム

これはCakewalkの開発にフィードバックするための情報提供を行うかどうかです。無料でここまで素晴らしいソフトを提供してくれているので、よほど心配でなければチェックの入った状態で「完了」をクリックしてほしいと思いますが、自己責任にてお願いします。

これでインストールは完了ですが、もう一息、アクティベーションという作業が残っています。

アクティベーション

Cakewalkはユーザー登録を行わないとプロジェクトの保存をすることができません。
ユーザー登録のための処理をアクティベーションといいます。
今のままではCakewalkのウィンドウの左上に[アクティベートされていません]という文字が出ていると思います。

メニューバーの ヘルプ > Bandlabにサインイン を選択するとブラウザが開き、下のようなページが表示されると思います。

アクティベーション1

右上のSign inをクリック

アクティベーション2

初めてなのでアカウントを作成する必要があります。一番下の「サインアップ」をクリックします。

アクティベーション3

このページでアカウントを作成しますが、僕はすでにアカウントを持っているので、この先初めて登録するときにどのような表示になるかちょっとわかりません。
Bandlabのアカウントを新規に作成してももちろんいいと思いますが、管理が面倒だったのでもともと持っていたGoogleアカウントで登録してしまいました。

初期画面

Cakewalkに戻ってヘルプ > アクティベーションを更新 をクリックすると、
アクティベーションされました。お楽しみください!」という英語をそのまま訳したようなポップアップが表示され左上の[アクティベートされていません]が消えていると思います。

アクティベーション完了画面

これでようやくCakewalkが使えるようになりました。おめでとうございます!

デモプロジェクトを開いてみよう!

さてインストールは完了しましたが、音がきちんと出るかどうかを確認しなければなりません。
DAWのすべてがそうなのかはわかりませんが、無事にインストールを終えたとしてもいざいろいろ試してみても音が出ないということが結構あり、場合によってはメチャメチャハマります。
場合によっては原因追求に半日くらい平気で費やすこともあり初心者にとって最初のつまづきポイントであることは間違いありません。

ですのであれこれ弄る前に、インストール直後の素の状態で音が出るか早いうちに確認しておく必要があります。
ここでは最初からインストールされているデモを再生してみましょう。

Cakewalkの起動直後の状態は下のような画面になっていると思います。
(アクティベート前なのは無視してください・・・)

スタートページ

これはスタートスクリーンと言って一番最初に表示される子ウィンドウです。
もしこれが表示されていなかったら、メニューバーの ファイル > スタートスクリーン をクリックすると表示されます。

左のタブの「でもプロジェクト」を選択するといくつかでもプロジェクトファイルがあると思います。

デモプロジェクト選択画面

インストールした時期によってデモプロジェクトの曲名がや曲数が違うようです。
今回は2曲入っていました。
LORDというグループのTime to Flyとやらを開いてみます。
クリックするとなにやら「バンドファイルの展開」という小窓が開きます。

展開画面

これは特に気にせずOKを押してください。

100トラック以上ある巨大なプロジェクトファイルですのでちょっと開くのに時間がかかるかもしれませんが、ロードされると下のような画面が表示されると思います。

読み込み完了

どうですか?
かっこいい画面で感動しますね。
クリエイターになった気分ですね。
細かい使い方は後々じっくりやっていくとして、とにかく音を出してみましょう。
画面中央の上に再生ボタンのようなものがありますね。
これをクリックすると再生がスタートします。
再生を停止したい場合はその左の停止ボタンで再生が止まります。

正常に音が聞こえたでしょうか。
聞こえたら晴れてインストール成功です。おめでとうございます。

聞こえない場合はいくつか考えられる原因があります。
それについてはまた別のページで。

ではでは

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