Cakewalkを選ぶ理由

Cakewalk By Bandlab

僕はDAWで色々やってみたいと思ったときに結構調べてみました。
最終的にCakewalkを選んでこれまで数ヶ月ほど遊んでみました。
他のDAWとくらべてみたわけではないので、必ずしもベストな選択だったかはわかりませんが、大変満足しています。
今回はCakewalkを選んだ理由をつらつらと書いていきたいと思います。

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Cakewalkのいい点

無料!

これが一番の理由ですね。
付け加えると、有料エディションのお試し版のような機能限定版ではなく、一つのエディションしかないけど、それが無料というなんとも太っ腹な製品。

どうして無料なのかを調べてみると、かつてCakewalkはSONARと呼ばれたDAWで、聴いたところによると現在日本で一番シェアが高いと言われているCubaseと双璧をなすほどの人気を誇ったらしい。
10年くらい前の記憶をたどるとあの当時知っていたDAWといえば、Logic ProかSONARで、Cubaseは知らなかったと思う。
当時のSONARの最上位版は6万円以上したらしい。それが今や無料。
そのSONARはもともとCakewalkという会社が開発したSONARというソフトということだったが、親会社に恵まれなかったらしく、当初Rolandが持株会社だったが、GibsonがCakewalkを買収するもののGibsonが経営難によってSONARの開発凍結となったらしい。
何してくれてんのGibson・・・

しかしその後、シンガポールの大富豪の息子が経営するBandlab TechnologiesがCakewalkの商標も開発スタッフも買い取るという隣の国のドラマでもなかなかないような急転直下な展開で開発が継続されることになったということで大富豪パワーで無償で提供されているらしい。
Bandlab Technologies自体はもともと音楽関係のビジネスを展開していたようですが、それら自社サービスに呼び込むための買収だったかもしれません。
面白いことにこのBandlab TechnologiesはアメリカのHeritage Guitarsも買収しています。
Gibson通の人なら知っていると思いますが、Heritage GuitarsはGibsonがカラマズー工場を閉鎖し、ナッシュビルに移転しようとしたときに引っ越ししたくなかった職人たちが作った会社であり、ここでもGibsonとの間接的なつながりがあることにちょっと驚き。

SONARやHeritage Guitarsは買収したけど、本体のGibsonはいらないのかと。。。

VST対応

だいぶ関係ない話が長くなってしまいましたが、Cakewalkの良いところ2つ目、VST対応という点。

VSTとはなんぞやというのは別の人の解説に任せるとして、簡単に言うとDAWの機能や音色を追加するプラグインでCakewalk以外にも多くのDAWが共通で対応しているプラグイン規格で、星の数ほど大量に存在している。
VSTを入れることができれば原理的には他のDAWとできることは変わらないわけで、DAW間の違いを減らすことができる要素ではないかと思う。
VSTにももちろん有料のもの無料のものとあり、日々色々なVSTを買い漁っている廃課金勢もいるらしいので、相当深い沼ではないかと思う。

Cakewalk自体が無料なので、VSTにお金をかけるのはどうかと思い、僕自身はこれまで有料VSTは購入していません。ただし、Bias FX 2だけはVSTモードだけでなくスタンドアロンで使えるので購入したけど。

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Cakewalkのちょっと・・・な点

情報が少ない・使っている人が少ない

CubaseやLogic Proなんかはそれこそ調べれば大抵のことはWeb上に解決策が転がっているけど、Cakewalkはなかなか情報がない。
Youtubeを見ても使い方系の動画は多少出てくるものの、問題解決系はかなり少ない。

情報少ないんですけど・・・

どうやらSONARが開発凍結になった時点でCubaseやStudio Oneに流れていったのではないかと。
乗り換えるなら早いほうがいいでしょうから一瞬でシェアが低下したのが目に浮かびます。しらんけど。

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まとめ

DTM/DAWをこれから本気でやるかどうか決めかねている人にとって、無料で機能制限がないと言うのは非常に大きなアドバンテージだと思うけど、躓いたときになかなか情報がないのはむしろやめてしまう原因になってしまうかもしれないのは悩ましいところ。

ただ、試行錯誤していくうちに徐々にやりたいことができるようになってきたので、僕と同じように無料のDAWで挑戦していみたいという人のために、Cakewalkの使い方や悩みの解決などを発信していけたらいいと思っているので、ちょこちょこ記事をアップしていきたいと思います。

ではでは

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